恐山!イタコはどこに??
11月8日水曜日 むつ〜三沢
早朝の空気は気持ちがいいです。
しかし、青森、暑いですねー。
やっぱり北海道は特別寒かったんだなぁと実感します。
寒さに備えて、寝床に分厚い銀マット敷いて、窓にも銀マット貼って、あったかい敷きパッドとお布団を新調しましたが、まだまだ必要なかったかも。
今日は、朝イチで恐山へ。
途中、恐山の霊水を汲んで行きました。
3口飲んだら不老になれるそうです。
もちろん飲みました。
ワガママを言うようですが、一度19歳くらいに戻ってから不老にしていただきたい。
恐山って、漫画のイメージしかなかったんですけど、こういう感じなんですね!
入り口で500円払って、中に入ると立派な門があります。
その奥に進むと、火山地帯。
私は恐山って、もっと、1つの山で、荒涼とした広いところだと思ってた。
山の中にイタコが住んでたり、もののけがいたりして。
恐山行ったって言ったら、だいたいみんな「いたこ居た?」って聞いてきますからやっぱそのイメージですよね。
いや、ここは恐山にあるお寺だから、もしかしたら山奥にはいるのかな?
なんと、お風呂もあるんです!
四つあって、入山した人は自由に入って良いらしいです。
朝イチで人が少ない時間帯だったので、最初に混浴のお風呂に入ることを勧められたので行ってみました。
非常に趣があり、美しいお風呂です。
全て木で出来てるのがいいですね。
硫黄の香りが強くて、白い湯の花が浴槽に張り付いててお湯が碧く見えます。
しかしあっつい!
水を足して調整しましたが源泉もどんどん入ってくるのでいつまでも熱い!!
ここは諦めて、後で男女別のお風呂に入る事にしました。
受付の方の話では、ぐるっとまわって40分くらいらしいです。
順路通りに進むと、恐山っぽい風景。
風の音と風車のカラカラ回る音だけが聞こえてきます。
石が積んでたり
お地蔵さんも
草履がいっぱい。
湖に出てきました。
綺麗です。
てか、恐山に入った途端に私のiPhoneが、アクティベートして下さいとか出て、その画面から動かなくなり写真撮ったり出来なくなりました。
今まで一度もこんな画面見たこと無いのに、急にアクティベートしろだのWi-Fiに繋げろだのパスワードだの言われてビックリです。
恐山にフリーWi-Fi飛んでたらイヤだわ!
これも何らかの磁場の働きなんでしょうか?
仕方ないので違うスマホで写真撮りました。
展望台から
地獄
最後にお風呂。
こっちは適温です。
成分が濃いですねー。お肌つるつるなりました。何より雰囲気が落ち着く!
巫女さんになって身体を清めてる感覚になりました。
入浴中に、すごい雨が降り出しました。
ギリギリセーフでしたー。先にみといてよかった。
タコちゃんが車を動かしてくれてる。
またむつ市に戻り、スーパーで買い物をして、ドライブインでお昼ご飯。名物の牛脂で揚げたコロッケは、美味しかったです。
それから、寒立馬に会いに行きました。
尻屋崎で放牧されている寒さに強いどっしりとした馬です。
今は絶滅してしまった在来種の南部馬の血を唯一引き継ぐ寒立馬。
放牧地の岬の入口にゲートがあります。
ゲートの所に早速いました。
まだ子供でしょうか。近づいたら寄ってきて可愛かったです!
きゃわわー
確かに寒さに強そうな、どっしりというかぼってりというか、とにかく太いです!
岬の方に行くと、大きな寒立馬達が黙々と草を食べていました。
この日は少し雨が降っていましたが、なんのその。
人を怖がらないみたいで、こちらに近づいてきてちょっと怖い。
崖から降りて行った馬を見てたらいつの間にか真後ろにいたりしてビックリします。体当たりでもされたら吹っ飛びそうな立派な身体です。
海辺の馬はなかなか画になる光景でした。
虹!
調べてみると、現在は30頭程いるそうですが、青森県の天然記念物なのに食肉になったり働く馬になったりしてるとか書いてる記事もありました。色々難しそうです。
しかし、日の入りが早い!5時にはもう真っ暗ですよ。
途中、ヒバの埋没林を通ったので寄りました。
森の中は気持ちよかったけど、埋没林は、よくわからなかったです。
わざわざ見に行くもんでもないですね。
六ヶ所村を通り過ぎ、三沢の道の駅が今日の寝床です。デスパレートな妻達をシーズン8まで見終わってしまったので暇です。探偵はバーにいる2を見ました。
北海道が懐かしいです。